本質
たまには今までに読んだことのないまったく新しいジャンルの本でも見てみるかと思想・文化の書棚をみていると、やけに気になる何冊かの本を発見、それぞれテーマは哲学でした。
その内の一冊を手にとり立ち読みすると、 “哲学は「本質」を洞察することで、その問題を解き明かすための「考え方」を見出す営みだ。”とありました。
なるほど、今までそのようなことは全く考えずに過ごしてきてしまったのが恥ずかしくなり、やけに気になったのかもしれません。
そこで、本当の意味を知りたくなり調べてみた“初めてその意味を知った言葉”です。
・哲学
哲学とは、「真理を探究する知的営み」。
世界の根源や本質を見極めるための知的探究的な取組み、および、その知的探究を方法的に進めるための学問。
人生や世界、事物の根源のあり方や原理を理性によって求めようとする学問。
経験からつくりあげた人生観。
といった深い意味があるようです。
さらに哲学のすごさは、問題の“本質”を明らかにすることで、その問題を克服するための考え方を切り開く点にある。哲学とは、それはさまざまな物事の“本質”をとらえる営み。
とわかったようなわからないような。まだまだ学びが足らないなあ。
また、本質とは、そのものの持っている本来の性質や要素。本来の姿。
といった意味があるようです。
学問的な探求だけではなく、様々な経験から得られたり道を究めて創りあげられた人生観も哲学と考えればしっくり理解できるような気がしました。
また問題の“本質”を明らかにする考え方など、以前に綴ったエドガー・シャイン博士の著書“Humble consulting:謙虚なコンサルティング”に通じるなあと感動しました。
本質的な事柄を理性を持って求めることなどやったこともないにもかかわらず、“哲学”や“本質的に”など知らず知らずのうちに使っていた自分がいかに無知であるかをつきつけられた言葉でした。
これからも”知るを楽しむ“、名誉や金銭ではなく経験から作り上げられた人生観で、常識だけではなく理性を持っていろいろと学んでいきたいものです。
互いを尊重しながら自由に平和に生きる、それが“本質”
0 件のコメント:
コメントを投稿