美しい響き:心に響く言葉
“歴史時代小説は過去を描いて現代をあぶりだす合わせ鏡”とある本に書かれていました。
時代は変わっても人の心は変わらないのか、その通りだと。
社会の出来事などをテレビで見ていると過去にも同じような出来事が起こっており、歴史が繰り返されているように思います。
時代小説などでも義理や人情といった心は、優しく思いやりのある言葉で表現されており、いつの時代もあまり変わらないと感じています。
義理を欠かないようにしたり、人のやさしさに感動したり、自分でも同じようにやっていると気づかされます。
そんな中、読んでいた時代小説からなにやら響きが美しいと思った“初めて知った言葉”です。
・修己治人、蘭因絮果、行雲流水
なかなか生き方の指針になるような言葉でもあり、その響きやその心情が美しいと感じた言葉なので調べてみると、
― 修己治人(しゅうこちじん)
:自身の知識を高め精神を磨き高く積んだ徳をもって人々を感化し世の中を正しく治める。
― 蘭因絮果(らんいんじょか)
:花が咲いた後に散る、会うは別れの始め。 “最初のうちは素晴らしいと思えた出会いも最終的には ...“
― 行雲流水(ぎょううんりゅうすい)
:物事に執着しないで成り行きに任せる行動。空に浮かぶ雲と流れいく水。自然の雄大なようす。自然に逆らうことなく、流れにまかせて行動すること。
美しい響きの中に深い意味が含まれている、心に響く美しい言葉でした。
広い視野を持ち、多くの人々と出会い分かれて感性を磨き、自らに固執しないで成り行きに任せて生きていきたいものです。
知らないことが多すぎると感じていたので、知識を高め正義と品性を貫きたいと思う日々です。
まさに”蘭因絮果”を繰り返し、無理せず“行雲流水”で“修己知人”
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