入り舞い:心に響く言葉
パンデミックにより日常生活に大きな変化が生じ働き方も変化、在宅やオンライン会議など現役の人は大変だなあと感じる毎日。
リタイア後、どのように社会と関わりどのような日常を過ごそうかと考えながら、遠出を控えマスクをして近所を散歩する日々。
仕事から離れてしまい、しなければならないことがなくなった時に読んだ時代小説からの“心に響く言葉”です。
・老いの入り舞い
舞い手が退場する前にもう一度舞台の真ん中に引き返して華やかに舞って見せる。年寄りが最後に花を咲かせる姿だそうです。
そこで“老いの入り舞い”で調べてみると、
―若い頃の初心を忘れなければそこから向上した現在も正しく認識でき、
―若年から老後までそれぞれの初めての境地を忘れなければ成長した今を認識でき、
―老後にさえふさわしい学ぶべき初心を忘れない限り老後に様々な徳があり花を咲かせる。
といった深い意味があるようです。
この言葉にふれた時、舞台の真ん中に立ったことなどあまりなく華やかに舞ったことなどまったくない自分にとって、最後に花を咲かせることなどできるものだろうかと感じました。
ここから得た教訓は、過去にすがるようなこともなく、今までをひとつひとつ振り返り当時の思いを整理していこう。今を認識し花を咲かせることができなくても感じたままを残せれば良いなあということです。そのために何をするかを見つけなきゃ!と自分に言い聞かせながら、“ラストダンス”
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